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Study TalkJazzを演奏するのに必要なノウハウを初歩から、しげっち流にわかりやすく解説したり、お勧めの練習方法を紹介します。
2009.05.28 Thursday
【コラム】 JAZZ初心者の勇気と環境と悪循環
新しいカテゴリとして「コラム」を作りました。
ふと思ったことや気づいたことを書きなぐるもんだと思ってください(笑) ……書く前からこんなこと言うのも、、、って思うけど、実際このコラムが、このHPやブログなんかを続ける動機とか真意に近い気がしてます。 (だったら最初から書けって感じだけど(笑)) 今日は第一弾として、JAZZ初心者が置かれてる環境と、自分が初心者だった頃のことを書きたいと思います。 ふとジャムセッションの現場で目にした光景から、今日のこのコラムを書くに至りました。 実際JAZZの初心者にとって、演奏する環境、練習する環境って、厳しい現実があると思います。 演奏する環境 ジャムセッションをやってるお店などへ行っても、初心者が混ざって演奏するには少々ハードルが高い気がします。 ・だってアドリブ上手くできないもん ・テーマだってちゃんと弾けるか不安だし ・お客さんが見てる前で緊張しちゃうし …とかね。 自分が初心者だった頃も、こんなことをよく思ってました。 でもね、一番不安だったのが、 ・自分はヘタッピーだから、上手く弾けなかったら怒られるんじゃないか? きっとこんなふうに思ってる初心者って多いと思う。 実にかわいそう(T_T) そりゃ誰だって上手くなりたいし(おれだってそうだよ!)、そのためには経験も積みたいし色々学びたいさ。 てなわけで、じゃあもっと練習を積んでから来よう!ってなるわけです。 練習する環境 実際に練習をしようにも、上手い人が付き合ってくれるなんてあまりないよね。 JAZZのレッスンを受けるにもお金だってかかるし…(それを言ったら元も子もないけど、実際しげっちはそうだったし、そういう現実だってあるんだよ。) そんなわけで、仲のいい友達とJAZZを演奏し始めるわけだ。 でも、、、(仮に楽器はナントカして準備したという設定で) ・譜面を用意したはいいけどメロディとコードしかないんですけど、、、 ・PianoやBassは何を弾けばいいの? くらいから始まって、 ・とりあえずテーマは弾いてみたけど1分足らずで1曲終了、、、 ・しかも全然JAZZっぽくなんない ってなっちゃって、 ・じゃあレッスンしかないのかな? ・とりあえず参考書とかは? ・いや、参考書つまんないし難しいし、参考書どおりにやってもJAZZになんないけど? っていう経験ない? で、再びJAZZバーとかに繰り出してみたはいいけど、 ・色々とノウハウを聞くにも気まずい ・しかも何を聞いていいのかわからない ・バーに通いつめるのだってお金だってかかるし ・だからと言ってスタジオに入ってひたすら練習するのだって大変 ってなっちゃいませんか? 何が言いたいかというと、、、 初心者⇒セッションを楽しむに至るまでの道のりが長すぎるな〜って思います。 教則本や教則ビデオ/DVDにしたって、あくまで初心者向けの内容じゃないものばかりだと思うわけです。 でも、音を出す環境も厳しければ、教えてくれる人もいないし、学ぶ術も限られているときてたりして、しげっちも初心者の頃は相当苦労しました。 先日、とあるジャムセッションの現場で、学生がしげっちに相談してきたんです。 「うちのJAZZ研にクラシックピアノを習ってた子が入ってきたんですけど、ピアノを教えられる人がいないんです。どんな練習をしたらいいんですか?どんな勉強をしたらいいんですか?」 という内容。 漠然とした質問だったけど、しげっちにその場でわかる限りの回答をしたつもりです。 その学生さんはその日、他の各パートのプレイヤーさんに色々聞いて回ってました。 そして、一生懸命それをノートにメモしていました。 その日、しげっちはすごく感銘を受けたことがあって、、、 そのお店は、プレイヤーさんたちはみんないい演奏ができる人たちが揃ってるんだけど、謙虚で優しい姿勢をもっている人がそろっていて、みんな真剣にその学生さんのハナシを聞いてあげて、優しく教えてあげていたことです。 (自分が学生の頃は、そういう環境がなかったので) 優しく真剣に教えてあげる姿勢もそうだけど、後輩の為に、勇気を振り絞ってプレイヤーに聞いて回ったその学生の一生懸命さに、何よりも微笑ましかったわけです。 自分が学生の頃は、そういう環境がなかったわけだけど、そういう勇気もなかった。 中にはさ、そういう一生懸命やってる人の芽をつんでしまう人だっているじゃん? (しげっちだって、心無い人に嫌な思いをさせられたことだってあるさ。) でも、一生懸命やろうとしてる人に、経験者はほんの少しでもいいから手を差し伸べてあげられる優しさは持ってて欲しいなと思うわけです。 そして、自分が経験したような嫌な思いはしてほしくないとお思うわけです。 しげっちだって、人様にJAZZを教えられるような実力も経験もないけど、こうして一緒に演奏できるJAZZ仲間が増えていったら、それ以上楽しいことってないんじゃないかな?って思いつつ。 今は、そういう仲間に囲まれて大好きなJAZZを演奏できる環境があるし、初心者でもそうやって入ってこれる環境であることに幸せを感じています。 そして、そこで何かを見つけた人が次につないでいってくれれば何よりですね。 P.S. しげっちが名づけたPLANKTONESというバンド。 本当はそういう意味と願いをこめてつけたんです。 だから食物連鎖の一番最下級、微生物なわけなんです。 |