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Jazzを演奏するのに必要なノウハウを初歩から、しげっち流にわかりやすく解説したり、お勧めの練習方法を紹介します。
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【コラム】 耳コピー能力の開発について -しげっち的考察-
いや〜、なんか、、、

この耳コピーの話題って、ミュージシャンにとっては結構デリケートな話題だから、
話題としてはちょっと緊張するんですけど・・・


でも、あくまで「僕の場合」「僕の体験談」ということだからいいや、と思って書きます。





そして、今日のトピックは特にデリケート。

”耳コピー能力の開発”について。



しげっち的な考察としてお話してみます。




■耳コピーは「生まれ持った才能」か?

これはハッキリ断言できますが、
「才能」は関係ありません。全く関係ありません。

なぜなら、未だに音痴(歌とかダメダメ…)な僕でさえ、耳コピーができるし、採譜もできるし、
20代の頃は全然できなかったのが、37歳の今はできるようになっているから。

それこそできなかった頃は本当に苦労したし、悩んだし、強いコンプレックスもありました。



10代〜30代前半までは、
耳が悪い=音楽屋として自信がない、そう思って生きてきましたが、
現在37歳(2016年時点)の僕には耳コピーが出来ます。

過去に戻って、過去の自分に「将来出来るようになってるから安心して。」って言ってあげたいくらい(泣・・・しくしく)





■今回、この記事で言う「耳コピー」

ちょっと前置きが長くなりますけど、ごめんなさいね。
大事な部分なので「この記事で言う”耳コピー”とは何を指すのか?」について少し話しておきます。

Q1) 皆さんは「耳コピー」ってそもそもどんなことができる能力のことだと思ってますか?
A) ここで言う「耳コピー」は、採譜の際にメロディーやコードが合ってるか間違ってるか?判別する能力を言います。

Q2) A=440Hz を441Hz、442Hz・・・というように精密に聞き分ける能力だと思ってますか?
A) たぶんこれは「絶対音感」のことですね。こんな高次元の話ではありません。

Q3)「音感がいい」と「絶対音感」の違い、わかりますか?
A) ここではあまり掘り下げて回答しませんが、
ここでいうQ1)=音感がいい、Q2)=絶対音感 とざっくり考えておいてください。
そして、今日話す内容は、Q1)のような採譜ができればいい、という最低限のレベルでのお話です。





■開発可能な能力だと思います。

耳コピーの能力というのは、後天的に開発可能な能力です。
間違いありません。経験者は語る、です。
(耳コピーのやり方そのものも人によって違うかもしれませんが)

僕は33歳とか34歳くらいになって初めて、
「耳コピーができるようになっている自分」に気付きました。


例えばある楽器の響きがジャ〜ン♪って聞こえてきて、
「おっ?これはCMaj7だな」と一発でそこまでわかる人って本当にすごいと思います。

でも僕ができるようになったのはもっと次元の低いレベル。

コピーしたい対象(以後、
”ターゲット音”といいます)と、
楽器で出してみた音(以後、
”仮説音、仮説コード”といいます)が合ってるかどうか?を判別できる程度のレベルです。


要するに「ジャ〜ン♪」聴いて、
なんとなくMaj7だな〜と、そこまではわかるけど、
CかDか?とかはわからない。
基本形なのか、第1転回なのか?・・・みたいなのもわかりませんが、
Maj7とまでわかれば、全キー試せばわかるでしょう?その程度のレベルってこと(笑)




この前の記事「【コラム 】耳コピーのやり方について」では、
(1)〜(5)の5段階の手順で耳コピーをやっていると書きました。

その5段階というのが、

(1)その曲に合わせて、仮説音(単音)でテキトーに弾いてみる
(2)ある程度弾いていくと、どこかしらで合う音にミートするはずです。
(3)そのミートした音から、12キーから消去法で該当しないキーを削っていく。
(4)今度はケーデンスを意識してコードを当てはめてみる。
(5)ここまで来たらあとはダイアトニックコードを意識して詳細を詰める。

というものなんですが。

詳しくはここでは割愛しますが、
ざっくり言うと、

→キーの候補を絞り、仮説コードを検討する
→ターゲット音と合ってるか?判別して、候補を絞る(選択肢を減らしていく)
→キー、コード進行、メロディが拾いやすくなったところで、採譜。

という流れです。
(※詳しくは前の記事を見てね)

知識→耳→知識→耳・・・と、半分は知識で耳コピーをしている程度なので、
本当に耳のいい人の耳コピーよりもだいぶ低レベルだと思いますが、
少なくとも採譜はそのレベルで可能です。




■音を覚えるということ

”コードの響き”って、”音”で覚えてますか?


例えばギターで言うと、
Gのローコードがあったとする。

この響きはしょっちゅうそのポジションとかでも弾くから、響きって覚えてますよね?

で、チューニングがよほど来るっていなければ、ターゲット音を聞いたとき「あっ、Gだ」って気づく。


でも、ローコードポジションじゃなくて、
例えばトップノートを1弦7フレットのB音に合わせてそこからGの組み方で弾いてみたとする。

同じ”G”でも、”響き方”が違ってしまっているため、
このポジションでの組み方を知らないと「G」だと判別できない・・・なんてことだってあるわけです。
(僕は実際にありました。)


これ、どういうことかというと、
”楽器の響き”があなたの引き出しにちゃんと入ってますか?ということ。

「弾いた量」がちゃんと「経験値」として糧になっていますか?ということ。

「コード」で覚えておくというより、
ギターの場合は「フォーム」で覚えておくと言った方が伝わりやすいかな?

ピアノでも同じこと。


「響きを覚えておく」ってことですね。


僕の経験談でいくと、
「ジャン♪」ってターゲット音を聞いたときに、
コードネームまではわからなくても、
「あ、これmaj7の響きだ!」
「あ、これは 7th(#9)だ!」
みたいに、高さじゃなくてコードの種類の判別みたいないなことはできるようになってきますよ。

これは、自分でも何度も何度も
「maj7」とか「7th(#9)」とかって”意識”して”弾いた量”が引き出しに入っているから、
判別に時間がかからないんですね。

だってもともと自分でも”知ってる響き”の中から選んでるだけだから。



逆に経験が浅かった頃は、毎回1から拾っていく、みたいなことやってたので、
ものすごく手間や時間ばっかりかかるわりには、
自分でいまいち理解できていないな〜、なんて感覚でいつもいました。


とにかく、いろんな響きをできるだけ多く体験して、
自分の体験の中からターゲット音に寄せていく、というのが一番効率的だし早いと思います。




■ピッチの判別
さて、そのプロセスの中で、
ターゲット音と仮説コードがミートしているかどうか?をそもそもどうやって判別しているのか?
という問題。
(具体的に、例えばターゲットで”ミ”が鳴っていて、鍵盤で”ミ”を弾いたとしても、
それが合ってるかどうか?を判別できるか?ということ。)

これね、昔僕はできなかったんです。
だからもしそこが本当にわからないというレベルの方の気持ちすごくわかります。

そして、生ピアノでそこをトレーニングするのは難しいかもね。
(常に調律が合っている状態というのも最低条件になりますし)
キーボードの方がトレーニングしやすいです。
特に、ベンドバーが付いてるシンセとか使うと。

音階のレベルでの話しじゃなくて、”ピッチ”レベルの話なので。


ギターや管楽器などのチューニング、が一番わかりやすい。
(文字でこれからそれを伝えますが、、、文字はわかりにくいです、たぶん(笑))

チューナーでA=440Hzのプーッっていう音を鳴らして、
少しずつピッチを寄せていく。

これが1Hzでもずれた状態だと、
プーゥウ〜ゥウ〜ゥ・・・・って波打ってしまう。

本当にピッタリになったときは、プーーーーーー・・・って綺麗に1つの音になる。
言い方を代えると、楽器とチューナー、音が2つ鳴ってるはずなのにどっちがどっちの音か?わからなくなる。


伝わってるかな?(笑)


「音が合った瞬間」てどんな響きになるか?模範解答を知っていないと、
ターゲット音と仮説コードが合ってるか?がそもそも判別できなくなってしまうのです。


もし知りたい方は、
チューナーを2つ用意して、
1Hzずつずらしながらテストしてみてください。
(↑これはけっこうわかりやすいはず)


これって、先述した「響きを覚えておく」ということにも該当します。

毎日チューニングには気を配って、正しいピッチを体にしみこませておくことがとても大切です。
ここは1日や2日でできるようにはならないかも?年単位で見たほうがいいかもね。





■耳コピーが出来る人と出来ない人の違い

(これは割と当たってる気がします。)

耳コピーが苦手な人は、
”相手の演奏を聴く耳がない”ことが多いです。

その辺は一緒に演奏するとよくわかるのですが、
「相手の音を聴いて合わせる」っていうのが苦手で、
自分で練習してきたことをただその場で再生しているだけで、
練習でも常にイッパイイッパイになって弾いてる人です。


僕は先ほど”知識”と言いましたが、
さほど知識はなくてもセンスのいい人ならできることでしょう。

でも、聴く耳のない人は知識だけでは耳コピーは絶対できません。


むしろ、その「聴く耳」が耳コピー力だったりするわけですから。


「耳コピーができるようになりたい」と思ったとしたら、
根性では耳コピーはできるようにはなりません(笑)


そう思うならまずは”習慣”から改善するのが効果的です。

具体的には、
一緒に演奏しているメンバーの音を、1曲の最初から最後まで聴き続けるようにするだけでOK。
これは、自分も弾きながらの話ね(笑)

一気に全員の音を聴き続けるのができないのなら、
まずはベースだけとか、ドラムだけとか、パートを絞って聴き続けられるようになるだけでもOKです。


よく聴き取れるようになると、
周りのプレイヤーが「こんなことやってたんだ〜」とか気づくことも多くなるし、
お互いの修正点の指摘内容もどんどん的確になっていくし、
なによりバンド全体のGroove感とか噛み合い方とかがかなりガッシリして、
クオリティが飛躍的に向上しますんでいいことづくめです。

そうなった頃には耳コピー力もいつのまにか上がってきていると思います。






えっと、以上になります。

ざっくりまとめると、耳コピーというのは
才能じゃなくて習慣なんです。

いつも音が合ってるかどうか?
いつもみんなどんな演奏をしているのか?

など、「聴く」という行為そのものについて、
音楽だけでなく生活音も含めて
いつも高い解像度で音を聴いている耳になれば、
楽器の耳コピーというのはかなり簡単なレベルの話だとすぐわかるようになります。


とはいえ、あなたの音楽人生の一生を支えてくれるスキルになりえることは間違いないので、
意識してみてくださいね!!









 



| コラム 2 | 20:11 | - | - |
【コラム】 耳コピーのやり方について
はい、今日は耳コピーについてお話しようと思います。


耳コピー・・・。





JAZZ屋に限らず、ほぼ全ジャンルのミュージシャンから見ても憧れの能力の1つ、というイメージってありますよね。

これは僕の個人的意見ですけど昔から思っていたことで、
僕の憧れの能力の1つでもあります。

ちなみに憧れの能力というのは3つありまして。
1.即興演奏の能力
2.耳コピーの能
3.瞬時にキーを移調して弾く能力


この3つです。
ま、これは余談だから置いといて・・・(笑)




えっと、みなさんが一番気になる部分は、タイトルどおり、
耳コピーのやり方ですよね。


僕なりのやり方をお話しようかと思います。



■しげっちの耳コピーのやり方について

先に断っておきますが、
天才のやり方は知りませんし、
音感がいい人はどうやってやってるのか?はわかりません。

ただ、悩んでる人の参考になればと思いまして、
音痴代表として書きます。

言っておきますが、できないからってクレームは一切受け付けません(笑)


僕の場合は、ざっくりまとめるなら、
「知識と理論を総動員して耳コピーする」です。



【具体例】
”知識と理論の総動員”てどういうことか?と言うと、
キーを探ってから細分化し、解像度を上げていく、というやり方です。

僕なりのキーの探り方はというと・・・

コピーしたい対象の音(=以後、”ターゲット音”といいます)
自分で仮に出してみた音(=以後、”仮説音、仮説コード”といいます)の2つがあるとします。


そして、とある譜面のない曲(ターゲット音)があったとします。
その曲を弾いてみたいと思ったとします。

(1)その曲に合わせて、仮説音(単音)でテキトーに弾いてみる
ここではそれこそ音はなんでもいいです。
仮説音て言ったって
まだ根拠は何もないわけですから(笑)

(2)ある程度弾いていくと、どこかしらで合う音にミートするはずです。

ミートした音は以後、仮説コードに使える、とかキーを特定するのに使える、という段階。
ミートしないのならばミートするまで繰り返してください。


(3)そのミートした音から、12キーから消去法で該当しないキーを削っていく。

=使えそうな仮説音の候補を絞っていくということ。

例えば、F#がミートしたら、
Eb、Bb、Abあたりのキーはたぶん該当しませんよね。

次に、C#がミートしたら、、、
Gはもうない。

そしてそこでG音がミートしたら、、、
Aもない。
すると、#2つの可能性が一気に高まる=Dキーの可能性大。

みたいな感じです。


(4)今度はケーデンスを意識してコードを当てはめてみる。

もしDキーだったとしたら、曲の主要な部分で、
Dキーの3コード(D,G,A7)とかを当てはめてみる。


(5)ここまで来たらあとはダイアトニックコードを意識して詳細を詰める。

ほぼDキーって確信が高まったら、ダイアトニックコードを試していく。
つまり、F#mとかBmとかEmとかも使えるわけですよね、本当にDキーなら。


これ、(1)〜(5)まで順番みたいになってますけど、
実際は(3)〜(5)は同時進行です。
(3)〜(5)になれば、仮説音や仮説コードはほぼほぼ絞られてる状態と言えるわけですよね。

あとは、ターゲット音と仮説音が合ってるか?ずれてるか?を判別していくだけです。



だから例えばAメロのとあるところでジャ~ン♪ってターゲット音が鳴ったのを聴いて、
「おっ!これはDmaj7だ!」ってはなりません。

たいがいこうです↓↓
「おっ!ここはF#音(単音ね)が綺麗にハマってる感じするな」
「さっきC#音もハマってた箇所あったし、G音もあったから、Dキーなのかな?」
「てことは、さっきのAメロのあそこ、Dかな?」
で、さっきのAメロをもう1回聞いて、仮説コードのDを当ててみる。
「おっ!きれいにハマった!やっぱりDだ!」


・・・てな具合に。
これで音痴な僕でもほぼほぼ探れます。

ざっくり言うとこんなやり方で、慣れるとコードが2つ3つ鳴った瞬間にわかることもあります。



■注意点と補足

曲っていうのは、全てがダイアトニックコードのみで構成されているとは限りません。
なんだかんだ言ってポイントポイントでノンダイアトニックコードが使われていて、
その瞬間だけあえて外れた感じの音が混じることで「曲の特徴、個性、味」になっていることが多いものです。

ダイアトニックコードのみだとなんだか味気なかったりつまらなかったり、ということがよくあります。



あと、”時代”も関係すること多いですね。

JAZZの曲は話がややこしくなるのでここでは省きますが、
POPSなんかだと、古い時代のPOPSはほぼほぼダイアトニックコードで構成されていることが多い。

ケーデンスも常套句が多用されていて、あまり奇抜な音使いは少ない。

逆にこれが新しい時代になってくると、
ノンダイアトニックコードがしれっと使われていて、
いいエッセンスになっていることが多い。

もっと新しくなってくると、
AメロやBメロはCキー、さびはEbキー、間奏はFキーだけど、
しれっとBメロのCキーに戻る
なんていうパターンもよくお目にかかるようになります。


その辺の傾向も頭に入れておくと、コピーしやすくなりますよ。



それからね、どーーーーーーしてもハマるキーがわかんない!?!?!?!っていうことがあるんですよ。

そういう場合、「半音下げチューニング」でCキーで弾いてる(要するにBキーってことね)なんていうこともよくあります。
#や♭が5個とか6個とか付くような、弾きにくいキーだったりすることが多いです。





他にもやり方はありますし、
もっと知識面で適用させる複雑なやり方もありますが、
まずはこのやり方でたいがい耳コピーはいけますよ。



最後に僕がよくやらかす、耳コピー失敗あるあるをご紹介します。


(1)キーを5度勘違いしているパターン。
これ、意外と多いです・・・(笑)

キー5度って、具体的にはGキーとDキーみたいに、
#や♭が1つだけずれてる、みたいなパターンね。

そういうときは、テンション入れてごまかしながら、なんとなく合ってるぜ〜、って感じで弾き倒します(笑)



(2)体調により耳コピーの調子よい・悪いが分かれるパターン
単純に疲れてるときとかストレスがたまってるときとかは、
聞き取りに集中力が働かなくて、ぜんぜんダメダメなことがよくあります。

こういう時って、案外翌日になるとあっさりコピーが出来たりすることがよくありますね。





かなりテキトーな感じですが、
ざっくりと僕がよくやってる耳コピー方法でした。

是非参考にしてみてください。










 



| コラム 2 | 19:35 | - | - |
【コラム】 上手くなるために −聴く量について −
はい、では早速、今日は前回の続き、「聴く量」についてお話します。


■聴く量と習慣
弾くときと同じで、単純に「聴いた量」が上達を後押ししてくれます。


聴かなかったけど上達した、なんてことはありえません。



言語で言うと、日本語聞いたことないのに日本語が話せるようになった。

↑↑なんてことはありえないからです(笑)



幸いにも今の時代、スマホやポータブルプレイヤーなどデバイスが進化していて、
好きな楽曲をいつでもどこでも聴ける環境を作ることが可能になっていますよね。


僕は今(2016年時点)で37歳ですが、
僕が学生の頃は、家以外の場所で聴くとしたら車の中がその代表でした。

車を除くと、CDプレイヤー or MDプレイヤーという時代だったのに比べ、
今は本当に本当に恵まれています。


単純な話、移動中であったり休憩時間であったり、
少しでも時間を見つけて「聴く習慣」をつけることが一番大切なことになってきます。


この習慣は、このあとの話題にも関係しますので、
とにかく、聴く量 = 聴く習慣 と思ってください。






■弾く量 vs 聴く量

これ、どっちが上達するかな?とか気になってる人っています?

僕の意見としては、
1時間弾いて得られる経験値と、1時間聴いて得られる経験値は同等です。

具体的に数値で表せるものじゃないですけど、
さっき言った日本語のくだりがその理由です。


弾く と 聴く は、交互に繰り返して初めて相乗効果が出ますし、倍増します。

これ、普通は意識しなくても、
上達しようとしてる人なら自然と両方を交互に繰り返してますよね。


問題は、ほとんど弾かなくなってきてる人。
聴く量も連動して減っていく傾向にあるんですよね。



えっと、そろそろ「ホワ〜ン??」としてくる人も出てくると思うので、
次の話題でスッキリしましょう。





■聴く質 について

弾く量 と 聴く量 は同等って言いましたが、
ここに疑問符を持った人は、「聴く質」が関係しているのでは?と思います。


うーん。。。

「聴く質」って、数字とかで表せるものじゃなくて感覚の話なので、
具体的な根拠はいえませんが・・・


例えば、音源を1曲聴くとしましょう。

そこで質問。

Q) そのとき普段のあなたなら、聴きながら何をしていますか?


これ、とても重要です。


なんでかっていうと、、、


運転中に聴く ということと、
練習中に手を止めて聴く(確認する) ということを比較した場合、

同じ”聴く”でも全く別の行為だということ。


言い方が難しいけどポイントは、


(A) 集中して聴いて、聴き取ろうとしているか?

と、

(B) 聴き流しているだけか?


ということです。


これによって、脳が音の情報を処理する”解像度”がまるで違うんですよね。



さっき()書きでサラッと流しちゃいましたが、
集中して聴き取る = 音を確認する

に近いかな?って改めて思う。


人間の耳って、僕らが考えているよりもはるかにたくさんの音を拾っているんです、実は。
でも、その音を全部聴き取っちゃうと大変なので、
脳が、不要な情報となり得る音を自動的に遮断しているんですね。


授業中の先生の話は声がでかくてもぜんぜん耳に入ってこないけど、
クラスの好きな女の子が誰かとしてるひそひそ話はしっかり聞き耳を立てていませんでした?(笑)


これ、演奏が上達してくればしてくるほど、
音楽に対する聞き耳の立て方が鋭くなってくる、と言うと伝わるかな?



不思議なもので(これは僕の体験談)、
「集中して聴く量(=年月)」が増えれば増えるほど、
周りの音への神経のとがらせ方が鋭くなっていったんです。


それこそ音楽だけじゃなく、生活音に至るまで。

だから今の僕は、TELしてる最中に横で話をされるとTELは一切できません。
TELを通した音より、耳元の生音の方が脳の注意力を自然と持っていかれるからです。

TELしながらTVもダメになりました。
デパートなど別々のBGMが同時に聞こえるような環境はすごく気持ち悪いです。


生活にははっきり言って不便です(笑)






■何を聴くか?

(1)CDなどで音源を聴く
まぁ、聴く音源はぶっちゃけ何でもいいと思います。

自分の好きな曲のCDとかをガッツリ聴いたらいいのでは?と思います。
(投げやり・・・(笑))


ちょっとリラックスするためにBGMとして流す、というのもあるでしょう。
その程度であればそれこそ何を聴いててもいいですが、
ここで言いたいのはそういうことではありません。




先述のように、

「集中してちゃんと聴く」という習慣は必ず持つようにしてください。

「何を聴くか?」より「どう聴いてきたか?」の方が大切です。



あと、「聴く(=確認する)目的」にもよります。

集中して聴こうとするくらいですから、
何らかの目的があることでしょう。

例えば、
フレーズを研究したいとか、
リズム面の研究をしたいとか、
その音源から何らかの上達のヒントを得たくて聴くんだと思います。

それでね、、、


(好みを押し付けたくて言うのではないのですが)

やっぱり「聴く音源の質」によって得られる情報の質も左右されてしまうということ。
わかりやすく言うと、
どうせ研究のために聴くんなら、本当〜〜〜〜〜に上手い人の音源を聴いた方がいいよ、ってこと。

プロとはいえ、ダメな音源てのはたくさんあります。実は。
楽しむだけのために聴くのと上達の糧にするために聴くのは違います。

そして極めていけば極めていくほどに、業界に疑問符を抱いてしまうような気付きさえあります。
特に
リズムとかグルーヴなどで悩んでて研究してる人は注意。
(ギリギリ・・・これ以上は言えない、絶対言えない!(笑))

えっと、もしそんな感じのことで悩んでいるならば、
(これは僕の体験談ですけど)
JAZZ系の演奏が上手くてJAZZオタクな友達とかに直球で相談してみるといいですよ。

そういう悩みを持つってことは、
それまでそういう音源に触れてきていなかったことも1つの要因なんです。
で、そのJAZZオタク系の人ってのは、
僕らの知らない次元の音楽に触れていたりするんです。

最初は面食らいます(笑)
たぶん不快な感情を半分くらい抱くことになります。
でもそれは、それまで自分が信じてきた価値観が覆されているからなんです。
よく言えばインスパイアされてるってこと。
さっき
”次元”ていう言葉を使いましたが、そのくらい世界は広いんだ、ということです。



(2)自分の演奏の録音を聴く
これ、嫌いな人いるんじゃないですかね?

恥ずかしいし、イライラするし、悔しいし、、、
いろいろ想いはあると思います。


でもこれ、プロの音源を聴くよりも効果あると僕は思っています。
絶対やれ!とは言いませんが、少なくとも
100冊の教則本や教則DVDを買うより、
自分の昨日の練習録音を10回聴きなおした方が、はるかに上達に近づけます。

なので、超絶に推奨します。



例えば・・・
プロの音源を、ここでは仮に”正解=上手い演奏=100点”だと定義します。
そしてあなたは、上手くなりたいから、聴くし、弾く。

その中で一番大切なことはあなたのプライドじゃなくて、
上達するという結果なわけです。

そしたら、プロの音源=正解 だけを研究するんじゃなくて(評論家になりたいのならそれでもいいのかも?)

あなたの録音=間違っている箇所 も追求して修正しないと。


このプロセスが抜けると、

プロの音源を聴いた。
やっぱりいいなぁ、かっこいいなあ。
自分で弾いてみた。
やっぱり弾くのは楽しいなぁ。もっと上手くなりたいなぁ。

・・・これで終わり。

確かにそれでもゆっくり進歩すると思いますが、
自分のよくないところなんて、録音聞いたら一発でわかりますよね?

その原因を直接1つ1つ積極的に潰して改善した方が遥かに早いですよ。

僕もこれ、散々やりました。
そのたびに嫌な想いもたくさんしました。

でも飛躍的に上達できたのは確かです。


90点のテストを100点に近づけるのは難しいけど、
30点のテストを60点に上げるのなんて簡単でしょう?


どこが出来てないのか?を洗い出して、修正する、だけの話ですよね。

今はポータブルで音質のいい録音機材なんてたくさんある時代だし、
簡易的に映像だって残せる時代です。

人に見せたり聞かせるわけじゃないんだから(笑)

---------------------

1.毎回ちゃんと録音して聴く。

2.プロの音源を聴いて確認する。

3.どこがどう違うのか?をじっくり考える。

4.そして弾いてみる。

---------------------

1〜4の繰返し。


これも
"聴く習慣"なんです。

少なくとも僕の周りの上手な人って、なんだかんだいってこのプロセスを回す環境になってる気がしますし、
とにかく推奨します。









あとね、、、

上手い人の生演奏を見る、ということ。

(もはや”聴く”ではないか?(笑))

アマチュアでもいいから、上手い人の演奏をとにかく肌で感じましょう。
百聞は一見に如かず、です。




■聴くコツ

さて最後に、聴くときのコツについてお答えして締めくくろうと思います。


音源を聴いて研究するとき、どんなところに注目して聴きますか?


よくあるのが、
「耳コピーのためにフレーズを聴く」とか、
「研究のためにフレーズを聴く」とか、そういうの。

これも聴いた量に比例してくることなのでいいことなんですが、
他にも、あなたの研究に有効な聴き方をご紹介します。


(1)他のパートを聴く
耳コピーのためだけに聴くとか、
自分のパートばっかり聴くとか、
もったいないです。

気に入った音源に出会ったら、

他のパートはどんなことをやっているか?を聴きましょう。
これは本当に役に立つ聴き方です。

要するに「コミュニケーションを聴く」ということ。
(アンサンブルって言えよ・・・(笑))


もしあなたが役者さんだったとしたら、
映画やドラマを観て自分のセリフだけ聞く人なんていないでしょう?(笑)

音楽も同じこと。

さらにコツを言うと、
今回は1曲まるまるベースだけ聴こうとか、
ソリストのフレーズの背景でバックはどんなことやってるのか?とか、
他のパートの演奏も全部覚えてしまうくらいの勢いで聴いてみましょう。


いいフレーズってのは、たいがいバック陣がそのよさを引出すように演奏して、
よさを倍増させてたりするんです。

そういうコミュニケーションをよく知るということと、
他のパートから見た自分、ていう視線を持つ、ということが上達への特効薬です。

こういう聴き方ができるようになると、

初めて聴いた時点で全パート同時に聴けるようになります。
(オーケストラの指揮者みたいな能力)

そして、実際に自分で演奏するときの「周りの音を聴く力」も飛躍的に向上しますよ。


(”聴く”から話がそれますけど・・・)
もし機会があるなら、他の楽器も自分の武器とするつもりで練習してみるのがもっとも効果抜群。
これは絶対時間も経験値も無駄になりません。



(2)同じ曲で、いろんな人の演奏を聴く

これも引き出しを増やす、という意味で効果抜群の聴き方です。
通常、何年も何年もかかってそういう音源と出会っていくステップを踏むんでしょうけど、
あえて意図的に自分で探して比較研究してみるといいですよ。



(3)譜面を見ながら聴く
JAZZスタンダードとかなら、だいたいスタンダード集に譜面ありますよね?
それを見ながら聴きましょう。

キーが違っているなら、手書きでもいいからキーを音源のキーと同じキーに書き直して聴く、
くらいのことをしてもバチは当たりません。



(1)×(2)×(3)のように掛け合わせて聴いてみると、
今まで何べんも聴いてきた音源からでも、
まだまだ新たに得られる情報は眠ってます。
(むしろ眠ってた情報の方が多いはず、です、僕の経験上・・・)

あなたの心に響いたその音源は、
プロの人がどんな想いで、どんな工夫を凝らして作られたものか?を知りましょう。

あなた自身がその音源に心を打たれたように、
今度はあなたの演奏で人の心を打ち抜くためには、
そのプロがやった努力に1歩でも近づけて演奏することは必要だと思いませんか?





はい、今回はだいぶ長くなってしまいましたが、
以上のようなことを踏まえて聴いてみてください。


最後に一番大切なことをもう1度言って終わります。



聴く量 = 聴く習慣 

聴く = 集中して聴き取る(確認する)

聴くコツ(1)×(2)×(3)




この3本柱、意識してくださいね。




今回この一連の話題だった、

僕なりの

弾く量 × 聴く量 が、

あなたの上達の糧になれば幸いです。



100倍楽しい音楽生活を送れるよう、応援していますね。




 



| コラム 2 | 06:09 | - | - |
【コラム】 上手くなるために −練習量について2 −
さて、思ったより1記事が長くなっていますが、
大事な話なんできちんと書いておきたいと思ってのことです。
どうかご勘弁を。


で、続きです。



■何を弾くか?

答えは、「弾きたい曲」です。


「弾く量」×「弾きたい曲」=がむしゃらに弾きまくれ!


まずはこんなもんでいいんです。


基礎練習とかも大切だと思いますし否定はしません。
むしろ自分自身、基礎練習やってこなかったので今苦労してるわけですから(泣)







うん。



わかります。



この空気。



量より質は?」的なことを疑問に思ってるんでしょう?ふふふ。



多くのレッスンなどでは基礎練習もきちんとやらせて、
本人も知らないうちに基礎的な技能が身に付いていた・・・的なこと狙いなわけですよね。


それはある意味恵まれた環境での話ですよね。


ただ、本当の意味で、
本人が必要としてるか?の方が重要な気がします。


だって、
基礎技能が備わっている = 上手い

これは若干違和感を感じるんですよ。



本人が本当に必要としたときは、
自然とそういうことに目を向けたりするわけですから、
まずは「弾きたい曲を弾きまくる」でいいと思いますよ。







■量より質 となる瞬間

さて、ある程度の経験を積むまでは、
弾きたい曲をただがむしゃらに弾きまくってるだけでもOKだと思います。


が。
ただ弾きたい曲を弾きまくるだけで上手くなる、っていうのは、
実は
ある程度のレベルまでの話なんです。


しかも割と低めのところですぐレベルアップが打ち止めになっちゃう。


これは、「飽き」「マンネリ」って形で姿を現してくるんですよ。




ただこれね、途中から、習得したいスキルや出したい音やフレーズなど、、、

”弾きたい対象”
「曲」ではなくなってくる瞬間ってあるんですよ。



これが「量より質」に変わる瞬間だと思っています。



この瞬間を迎えると一気に進む方向が枝分かれしてくるイメージですね。
”基礎練習”に目を向ける人もいれば、
”弾く量”と”学習量・研究量”が拮抗してくる人もいれば、
”耳コピー”とかに手を出すやつもいれば。。。

まぁ、平たく言うところの「行き詰まり」だったり「スランプ」だったり、
苦悩と二人三脚が始まるわけですね。


人間で言う「成長期」みたいなもんです。


おめでとうございます。
ここまで来たあなたは、必ずその先に、
今より100倍楽しい音楽生活が待っています。


話を大元に戻すと、
「どうやったら上手くなるの?」って質問してきた人の多くは、
ここで止まっている悩みを少なからず持っている人なのかな、と思います。


でもね、ここから先は、
苦悩ー解決ー苦悩ー解決 ・・・・・・の繰返しですから。

きっと僕らが死ぬまで。(←ポ、ポエミー・・・(笑))




■工夫


さて、「量より質」に変わる瞬間は、
弾きたい対象が変わった瞬間ってさっき言いました。


僕はその対象が、「ピアノ1台でSwingさせたい」「歌伴が上手くなりたい」という、
極めて抽象的なものが対象になっていたんです。

だからこそ、何をやったらいいのか?もわからず、
何がダメでできていないのか?もわからず、
路頭に迷う数年間に突入することになりました。


JAZZにおけるこれって、
譜面では表現されてこない部分だったし、
教則本などにも書かれていないところに答えがあったわけで、
本当に最初は悩みました。



そこで、「弾く量」ってところに話を戻しますが、
何をやったかというと??



自分用のオリジナル練習方法を考案して、
自分の体で人体実験を繰り返した
んです。


だって習得する近道なんてわかんないし、
何がダメでできていないか?原因もわからない状態だったから、
仮説を立てる→解決のための練習方法を考える→検証してみる の繰返しでした。


要するに
「弾く量」×「考えた量」に変わったわけです。

ものっっすごい遠回りかもしれませんが、
僕は全て「近道だ!」と思って考案してたわけです(笑)


確かに苦悩はあったし、
心無い人から心を折られるようなことを言われたこともたくさんありました。
(↑こういうやつに解決方法や答えを求めても絶対に出てこないんだけどね)


でもね、この仮説からの人体実験は、
やってみると結構楽しかったですよ。

技能開発だけじゃなく、同時に理論の探求も惜しまなかったです。



だって、どこかに答えが書いてあるんじゃないか?って思って必死でしたから。



どんな練習方法を考案したか?はここでは割愛します。
機会あったら書きますね。
くだらないものばっかりだったけど(笑)

でもある意味、そのとき考察したことがいちばんの財産かな。



一応自分なりに解決できた結論というか、ヒントというか、答えを言っておくと、


”リズム”

でした。僕のばあいは。


しかも、JAZZ以外の音楽に目を向けるようになって、
JAZZとその他の音楽の比較の中から多くのヒントを得て、
最終的には、このあとの記事で書く「聴く量」との掛け合わせで解決したというオチでした。



さぁ、そんなわけで。


「弾く量」


について体験談をまとめてみました。



また後日、「聴く量」についてまとめますね。



 



| コラム 2 | 01:30 | - | - |
【コラム】 上手くなるために −練習量について 1−
さて前回、いい話題展開につながったので、
モチベーションが高いうちに書き上げておきましょう。


前回、上手くなるためには「練習量」と「聴く量」だという話をしましたので、
今日は「練習量」の方を少し掘り下げてお話しますね。



あくまで僕の体験談ということで、
練習経験をお伝えする形で進めます。






■弾く=練習?

僕は「練習だ」と思って弾いていなかったというのが幸いだったのかもしれません。

ピアノ教室とかで習っていたわけではないので基礎なんて全く身についていきませんでしたが、
幸いにも「弾く=練習」にならなかったという概念が根底に身についた恩恵がけっこう大きいです。


そもそも練習だと思っていないので、「練習量」という言葉は不適切かもしれませんが、
単純に「弾いた量」だと考えてください。

(あんまり「練習」っていう言葉自体使ってなかった気がする、今にして思えば。)


例えば学生の頃、バイトに出かける時間までまだ5分ある…

じゃあちょっと弾こうか。


・・・とか。



例えば、ベッドに入ってこれから寝ようってときに、
ふと思いついたことがあったりすると、
そのまま飛び起きてちょっと弾いて実験してみる。


・・・ってな具合に、とにかく弾くのが楽しかった。

まずは、こういう小さな時間の積み重ねが大きな恩恵をもたらしてくれていることは言うまでもありません。



これね、例えば休みの日とかも、
「練習しなきゃ」って思ってピアノに向かってたわけじゃないんですよ。


この頃の休みの日なんて、朝起きたらまずピアノの前に座って、
「朝だし何か朝っぽいの弾いてみるか・・・うん、弾けないな・・・。」
とかってやってたんです。(笑)



社会人になったり家庭があると、こういう時間を取るの難しいかもしれませんが、
まずはこういう時間が足りていないと、やっぱり上手くなるには時間ばっかりかかっちゃいますよね。


なんだかんだ言って、量に勝る練習方法ってのはありえないわけです。




■弾く=楽しい?

楽器を弾いていて楽しいですか?

好きな曲が弾けるようになることで、喜びを感じますか?

時々ふと振り返ったとき、
「半年前の自分はこんなの演奏できなかったな〜」
みたいに自画自賛したくなるくらい嬉しいことはありますか?


音楽に対して「楽しみを感じるツボ」って個人ごとに違っていることと思います。


でも、これも大きく因数分解していくと、
弾くことが楽しいかどうか?
に行き着くと思います。



よく「出来ない」「自分なんて才能ない」「なんて自分はへたくそなんだ」とか、
徹底的・永続的な自己否定をしながら練習している人がいます。
俗に言うスポ魂ね(笑)

(マンガとかでもよく見るよね)


あれ、ものっっっすごく悪影響です。


作り話の中ではその方がドラマ性が上がるので、
そういう向き合い方=美徳
みたいに扱われてますけど。



先入観ナシで考えてさ、
あれって弾いてて楽しいの?って思いませんか?



例えばもしあなたに子供がいたら、
子供にあんな
徹底的な自己否定人生を歩ませたいと思いますか?


えっと、、、
自分に厳しくすること=悪 と言いたいわけじゃないので誤解なきよう。



自分に厳しくしながらも、
弾くことそのもの、
上達していくこと、
誰かに褒められること、
誰かが喜んでくれること、
そういうことがあるから楽しいんじゃないの?と。



自己否定=楽しい ってバカなんじゃないの?(笑)

って客観的に考えてそう思いません?



逆に指導者側の人も、
ある程度の”適切な厳しさ”を持って接することには賛成しますが、

徹底的に本人を否定すること=その人のため

は直結しません。
きっと有能な指導者であれば、本人のやる気のツボは外さないはずです。


逆に、上手くはなるかもしれませんけど、
本人が楽しいと思ってやっているか?どうか?は非常に疑問です。

きっと隠れて自分で楽しいことやってると思いますよ(笑)



・・・・・・・・え〜〜〜っと、

話がそれて来ちゃった・・・戻します。




まずよ〜〜っく自分を見て、
自己否定するクセが付いている人はちょっと考え直しましょう。


そして、どんなことが楽しいと感じるか?を考えてみるといいですよ。

人によってツボは違うんです。
・弾きたい曲がある
・上達するのが嬉しい
・ちやほやされるのが楽しい
・聴いて欲しい人がいる(←なんかポエミー(笑))


これらはどんな動機であっても、本人が楽しいと感じるなら正解なんです。

よく「女にモテるためにバンドやってるのは悪いこと」みたいに言われますけど、
それって恥ずかしいことですか?

要するに女子を喜ばせたいっていうスケベ心なんでしょうけど、
”本能”ですから、これほどアートとしてパワーが出る動機を否定する必要はありませんし、
恥ずかしがることでもなんでもありませんよ。
(否定してくる人はただの嫉妬・やっかみです)





えっと、何が言いたいか?っていうと、
もし「弾くのが楽しくない」と感じているようなら、
そういうことと一度向き合うことが大切なんです。

でないと、長い目で見て「弾く量」には直結しないし、
今回の話題の目的でもある「上手くなること」も遠く感じてしまうことでしょう。


だって、
「楽しくないけど上手くはなりたい」
はありえないでしょ?(笑)




なんか熱くなっちゃった。


とにかく、「弾く量」を稼ぐには、
1日あたりの練習密度じゃないんです。

”期間” です。

”年月” です。


楽しく続けられなきゃ「弾く量」なんて絶対稼げないですからね。



そんなわけで、今日はまずは「弾く量」についてでした。


 



| コラム 2 | 00:24 | - | - |
【コラム】どうやったらうまくなるの?という質問に対して。
最近、JAZZ以外の演奏の場へ行く機会が増えたこともありまして、
おかげさまで新しくお知り合いになる方が多くてすごく嬉しい。
今後とも仲良くしてくださいね。


さて、そういう影響もあってか?



「どうやったら上手くなるの?」
「どうやったらそういう演奏(主に即興だと思うけど)ができるようになるの?」



という質問を頂くことが増えてます。



初対面だったり、知り合ったばかりの間柄だったら、
この質問は常套句ですよね。

(実際自分でもよく使うし)
(そりゃそうか、自分、話しかけにくいキャラだしな〜)


それで・・・


一度お答えしておこうかな、と思いまして、記事を書くことにしたわけですが、
僕にできる答えは、これしかありましぇん。。。


↓↓
練習量 と 聴く量 



なぁんだ・・・と言われそうで、ほんとすいません。
でも、とても大事なキーワードです。



天才はどんなことやって育っているのか?わかりませんが、
少なくとも僕は、練習量だけは自慢できます。

えっと、、、昔の僕は ね(笑)
ちなみに僕はド凡人の部類です、確実に。




どんな練習すればいいか?
どんなものを聞いてきたか?



気になる方も多いと思いますが、
せっかくの機会なんで別の記事にちょっとマジメに書いてみようと思います。
なので今日は割愛します。すいません。



でね、今日言いたいことは、これです↓↓


「才能」は絶っっっ対に関係ありません!



僕の経験談ですが、
・音痴はトレーニングで解消できます。
・耳コピー力とかも実は解消できます。
・リズム感もトレーニングで開発可能です。

↑↑
「音感」とか「リズム感」て、
「先天性(要するに生まれつき)の才能」だと思っている人は多いですが、

後天的にトレーニングで後から開発可能な能力なんですよ。マジで。

昔の僕を知ってる人は余計にわかると思うのですが、
僕は音痴です。(今も歌は超絶へたくそ)
耳コピーもできませんでした。
リズム感も人一倍ありませんでした。

それでも、アマチュアでセッションを楽しむくらいの技量は習得できたんです。


その礎となったものをざっくり大きくまとめると、

「練習量」「聴く量」だったということなんです。



(”絶対音感”みたいなのは明らかに「才能」だと思います)
(ちなみに”音感がいい”と”絶対音感”は違います、が、説明は省きますね)



そんなわけで、
練習量、聴く量について、自分の体験談を今度、書いてみますね。



 



| コラム 2 | 20:31 | - | - |
【コラム】経験、年季
改めて感じたことです。
誰でも一度は感じた事があることだとは思いますが…


最近、とあるイベントに出演したときのことです。

そのイベントに、とあるプロのピアニストの方が出演されていました。
年配のピアニストさんで、プロとしての実績も多数ある方です。


リハの時ですが、自分の番も終わりその方がどんな演奏をする人なんだろうと、
ステージ袖で見ることにしました。


もちろん演奏は本当に素晴らしい演奏でした。
テクニック的な面はもちろんのことではありますが、
改めて「経験」というか「年季」の差を感じました。


もしその方とまったく同じフレーズを弾いたとしても、
自分ではあの演奏にはならないでしょう。

そういう経験をされた方も多いと思います。


僕も久々にそういう光景を目の当たりにしました。

僕のテクニックが劣っているのは当然のことではありますが、
昔と違って「無い物ねだり」をしても仕方ない、という気持ちもありました。

本番では、あくまで「自分らしさ」を忘れずに演奏に集中できましたが、
自分も経験を積んでいったら、いづれそういう領域へ行く事もあるのかな〜などと・・・


まぁ、ずいぶんと先の長い話ではありますが、
ずぅっと先の楽しみが改めてできた、という感じでした。


 



| コラム 2 | 15:53 | - | - |
【アドリブ】アドリブできないと思っている人へ 
アドリブ、できるようになりたいけどそう簡単には…
アドリブできたらいいけど、どうやったら?


普段即興畑で演奏活動していない人や、譜面でやってきた人、
そう思っている方もいると思います。

しかし結論から言うと、アドリブは決して敷居の高いものではないんです。

譜面でやってきた人の話を聞いていると、
アドリブ演奏というものの考え方、接し方がもう少し変わればラクになるのに。

と思う事がよくあります。

今回はそんな方へ、
考え方、接し方について少しでも役に立つ話を、と思いました。


具体的なコツとかは、別途、徐々にやっていこうかと思います。


※注意)
アドリブレッスン動画ではありません。
即興経験者の方には真新しい情報ではありませんのであしからず。




【サマリー】
■なんでアドリブができないのか?
・譜面畑で育って来ちゃったから
・才能
・気持ちの問題
・コードやスケールの知識がないから
・時間がないから
・フレーズが出てこないから
・JAZZを勉強してないから etc

これらの理由は関係ないんです。
僕も元々は譜面で始まったタイプですし、
音感なんか未だにないし、
音楽始める前は、音楽やってないクラスメイトよりも僕の方がヘタでしたよ。


■考え方
譜面で演奏する = 上手に朗読することに近い
アドリブ演奏する = スポーツや英会話に近い

譜面で演奏している人と、即興で演奏している人の違いは、
磨いている部分が違っているように思います。
(極論を言うと、行き着く先は一緒なんですけどね)

アドリブ演奏をするのは、
スポーツで言えば全く別の競技をやってみるような感覚だと思います。

いまさら…って思う人もいるでしょうけど、
これで身につけた事は、きっと譜面演奏にも役に立つ部分だと思いますよ。



■練習方法紹介
口で歌って練習する

色んな練習方法があると思いますが、
おそらくこれは、最も取っ付きやすく手軽にできる練習だと思いますので、シェアします。


楽しく練習、続けていきましょうね!






 



| 【動画】アドリブ | 23:07 | - | - |
【コラム】POPSの中でのピアノ -JAZZ屋が弾くPOPS-
なんかコラムでちょろっと書くつもりだったのに、
このPOPSシリーズ、割と大きなテーマの1つっぽくなってしまいました。

ま、せっかくなんでもう少し書きます。


今日は、POPSというジャンルの中でのピアノの役割とか、そういうところに触れてみたいと思います。


普通、POPSやRockとかだと、コード楽器の中心はギターであることが多いですよね。
すると”ギターとの共存”というテーマを考える人も多いと思います。

ちなみに先にお聞きしたいのですが、そういうとき、JAZZではどうしてましたか?

僕なりの結論を先に言うと、
「JAZZでもPOPSでも、ギターとの共存の考え方は基本的には同じ」
ということです。
リズム・グルーヴがくずれないように入れれば基本的にはぶつかって聴こえません。

考え方は同じですが、方法は違うという感じですかね。
ピアノの入れ方はJAZZよりもPOPSの方がバリエーションは多いと思います。
曲によって、ギターの方がいい曲とピアノの方がいい曲とにハッキリ別れるというのも特徴かなと思います。
お互いにその曲の特性をよく考えてプレイしましょう。

で、参考になればと思いまして、下記は所見の羅列です。


◆ギターの動きとピアノ
ギターがコードバッキングをする際に、
ローポジションとハイポジションを行ったり来たりしながらやられると、
ピアノはとても入りにくくなる感じがします。
コードを組む際、ある程度のフレット域の中で組み替えてやってもらえると入りやすくなります。
ギタリストがどうしても幅広いフレット域で演奏したいという場合は、ピアノはおとなしくしてるか、低いところや高いところ(音域がかぶりにくいところ)で薄く何か入れるか?くらいにしておくといいです。


◆ギターがバッキングの根幹になる場合
要するにギターがコードバッキングをガンガンやる場合です。
そういうときピアノは、広い音域を駆使して、アクセサリー的に音をちりばめることが多いです。
例えば、
・手数をかなり減らしてコードを適材適所に置く感じ
・オブリガートなどを入れる(ギターも入れてくる場合は注意)
・オクターブ奏法などでカウンターメロディを取る
・ストリングス代わり
などですね。

あと、ギターがトライアドを弾いてるところにピアノでトライアドを入れるとぶつかりやすい、なんてことも。
Maj7や9thなどを入れ、アクセサリー役を担うとけっこうまとまることが多いです。



◆ピアノがバッキングの根幹になる場合
よくバラードなどで多いのですが、
ピアノが中域でコード4つ切りなどをやる場合のことです。
左手の入れ方を工夫するなどして、邪魔せず飽きさせず、を心がけましょう。
こういうとき、ギターは非常に入りにくくなることがあると思うのですが、
お互いをどのように立てるか?バンドとしてどんなサウンドにしたいか?で大きく変わります。


◆意外と使えるワザ
・Maj7を入れて組む
・テンションで9thを入れて組む
・オクターブ奏法
・オクターブ奏法で、上の音に3度下のハモりを入れるやつ(例:ド-ラ-ドとか)
・ダブルオクターブ奏法での単音バッキング
・10度奏法
・C6やC7(←コードじゃなくてオクターブ番号ね)付近の高い音でのオブリとか
・4度重ねのコード



 



| コラム 2 | 14:11 | - | - |
【コラム】POPSを弾く -JAZZ屋が弾くPOPS-
前回、POPSを弾く事について触れました。

せっかくなんで今日は、実際にPOPSを演奏する時に僕が考えてることや、テクニック的なことに触れたいと思います。



まずJAZZ屋さんが興味を持ちそうなところから(笑)

◆使用するテンションについて
僕の場合、JAZZを弾く時のテンションと何ら変わらない、ということです。

ただしJAZZ演奏の場合、大概どんなテンションを入れても成立しますが、
POPSはその曲の性格によって使えるテンションが限られてきます。

主にナチュラルテンション系の方が合う場合が多いですが、
普通の9thと、□7(b9)みたいなのはだいぶ潰しが利いて使いやすいですが。


で、大事なのはここから。
POPSが難しいって言ってる人。
その多くは、7thと聞くとすぐにオルタード系のテンションを入れるクセがついてませんか?
自分は昔そうでした。
つまり、テンションを自在に使いこなせてないってこと。要するに練習不足ですね。


◆使用するテンションについて
よくこんな考え方をしてる人がいます↓↓
「POPSだからテンションはあまり入れないで、トライアド中心に組まなきゃ」
これはハッキリ言って間違いです。

トライアドももちろん使いますが、基本的にPOPSにはもともと沢山のテンションが使われてる場合が多いのです。

あくまで推測の域の意見ですが、
作曲者がギターで作ったのか?鍵盤で作ったのか?によって違ってるんでは?と思ってます。
で、ギターで作ったと思われる曲の方が圧倒的にテンションは入れやすいです。



◆コードの組み方について
曲の性格によって、組み方の許容が広いものと狭いものとがあります。

ただ、こういう場合↑(特に狭い方)、
組み方より、Bass音の方が重要だったりしますけどね。

たとえば、C/Eというコードが出た場合。
JAZZではぶっちゃけonEなんてどうでもいいわけですが、POPSだとそうはいかないことが多いのです。
BassがいるとBassに任せられますが、ピアノ1台だときちんとしないとハマらない感じになってしまいます。
僕の体験上、ここが原因で「POPSは難しい」って感じる一番の原因かなと。

JAZZやってると、「どんなコードでも裁けるぜ!」と豪語してる人が多いのですが、
現に裁けてない現実がそこにあるわけですから、現実を謙虚に受け止め、精進しましょう。
これはJAZZだけでは開拓されなかった部分、つまりあなたの伸びしろです。


◆コードの組み方について
実際にPOPSやRockバンド内で一緒にやってみるとわかるのですが、
JAZZに比べるとピアノは圧倒的に目立ちません(笑)
でも、そういう時、大抵はコードの組み方や使う音を工夫するだけで解決できます。

まずはテンションですが、普通に9thを中心に攻めてればたいがいいけます(笑)

で、本当に時々、キツいテンション(#9とか)とかオルタード系とかを上手く入れるとかなり効果的です。
(※使い過ぎ注意)

そしてさらに、4度重ねのコード(モードとかで使うアレね)もかなり効果的です。
ディストーションギターがいる横でこれを連発してもかなり潰しが利いて使いやすいです。
それこそ、困ったらコレ入れとけってくらい便利(笑)



◆リズムについて
えっと、単純に言うとね、
SwingやBossa以外のリズムにも興味を持ちましょう。ということですね(笑)

でも決してナメないこと。
Swingもかなりシビアなリズムですが、
POPSも実際シビアですよ。

特に、16ビート系。
ハッキリ言って、JAZZ屋って言ってもこれができてない人が異常に多いというのが体験談です。
(プロになると、おっ、さすが!やっぱできるんだな〜、って思うこと多いですけど)



◆キメについて
当然ドJAZZに比べたら、キメは多いです。
曲によっては、お決まりのフレーズ弾かないといけないものだってあります。
(↑そこらへんはドJAZZでもお約束ですね)

ま、そういうときはきちんと弾きましょう。



◆マナー的な面
JAZZ屋同士でPOPS演奏する場合もあれば、
POPSやROCKバンドと一緒に演奏することだってあるでしょう。

本当に大事なことを先に言っておきます。
JAZZ屋は、JAZZやってるからって「自分が上」とは決して思わないこと。

即興スタイルじゃないプレイヤーさんを下に見る傾向があるようですが、
そういう偏見はハッキリ言ってJAZZ屋の質を落としてますよ。
違う文化をもっと学びましょう。

POPSとかやってる人は、気を使って「JAZZやってる人はみんな上手いから」とか言う人もいますが、
ハッキリ言ってみんな退いてるだけです。

JAZZ屋は至高の民族ではありません。ただの1スタイルに過ぎないのです。

同じ軽音楽を愛する者同士、お互いを認めることから歩み寄りましょう。
せっかく即興演奏なんていう小珍しい最強武器を身につけてるわけですから、
人の演奏に役立てて欲しいな、と思います。








 



| コラム 2 | 00:24 | - | - |